新潟県燕市 オリジナル金属製品の製造及び製造販売/プレス機械による部品製造、容器製造

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2017.10.5

銅製品などの修理

事例 no.116 静岡県

お預かりした時の画像は左です

この状態から普段使い出来るようにとの要望です

ご依頼の御祖父母様が愛用されていたそうです
注ぎ口が取れてしまい 御祖父様が修理をされたような形跡があるとの事ですが

十年以上は放置されていたようです。

年代物で現在の作りとは異なり 簡単な修理で終わらない品です

 

中の汚れとり 再度 スズメッキ仕上げ
くちの取り付けも 職人により綺麗に再生しました

汚れ取りは完全には難しいので 多少の黒ずみは残ってしまいます

修理後の画像 外観

出来る限りで 綺麗になるよう 作業させて頂きました。

全て銅で製作してあり 本体 表面は扇と飛ぶ鳥が描かれてあり
御親族の名も職人の手作業で彫られてありました

これらの彫りは そのまま残したいと要望でした。

ご実家は新潟県で大火1950年頃 家屋を無くし その後に新築祝いとして頂いた品との事です

この品は 数十年間 破損した状態で放置されて 処分の話もあったそうです
亡くなられた御祖父母様の品で処分する事は出来なかった

もしも修理 可能であれば使い続けたいとのお話で 受け取りさせて頂きました。

お客様から おそらく こちらの新潟 燕製品かもと伺いました
弊社も燕市なので 里帰りにて再生出来て良かったのかもしれません。

2017.10.3

銅製品などの修理

事例 no.115 埼玉県

受け取りの状態 左側の画像

銅製のお茶道具 茶托を綺麗にして下さい!
サイズは 横50センチ×巾30センチ程度

お問い合わせ頂いた時には 正直に無理かもと伝えました♪

出来る範囲でお任とゆう内容で送って頂きましたが

全部 銅で作られてあり とても重たい、想たい。

これは大変な作業。

 

完了後 右の画像です

出来る限り全て 汚れ取りを実施
その後に表面の艶出しで完了しました。

修理内容は短文ですが
作業時間は過去で1番 費やしました。

記憶は曖昧ですが 明治時代の品と言われたような・・
時間を頂けたので 通常業務の合間でおこない
なんとか ここまで再生 復帰
(預かりは半年間となりました)

2017.9.30

銅製品などの修理

事例 no.114 神奈川県

受け取りは左側の画像 使用年数50年くらい これを譲り受けたそうです

希望内容はこれからも使い続ける為 メンテ、クリーニング再生です。

完了は右の画像

 

最後に頂いた言葉です
『なんでも使い捨ての感覚が当たり前になってしまった昨今、物を大事に使おうとしても、
素人では修理が出来ず、またプロに頼もうともなかなか依頼先を見つけられません。
そんな中、丁寧で高い技術をお持ちの職人の方にお願いさせて頂く事が出来て、本当に幸せでした。』

 

特別な技術と言うよりも たくさんの積み重ね 引き受けたからには気持に応えたい
途中で投げ出さない 周りの職人さんは自分でプロとは言いません。困難を楽しんでいるように見えます。

工場の繁忙期の為 実際は6カ月お待ち頂きました

本業は製品や部品の製造業の為
空き時間で作業対応させて頂いております

修理専門ではありませんので ご了承ください。

2017.9.28

銅製品などの修理

事例 no.113 神奈川県

お預かりした時は画像の左側

業務用 洋菓子作りに使用されているそうです。

希望内容は水漏れ 持ち手の付け根、内側が黒くなっている部分

右側が修理後の画像 水漏れ直りました。

伺ったところフランス製 Mauviel ビックリな高級品でした

国産では金属が薄くて 耐久性に欠ける すぐに破損してしまうそうで

直径20cmで重さは3㎏ 素材の厚さは4ミリくらい・・なので 納得。

長年使用されているようです とても綺麗な状態でした

銅製品は扱いが難しいと聞く事があります

細かい事は気にしないで 毎日使うことが綺麗にたもつ秘訣です(最低限の洗う、拭き取るは必要です)

 

2017.9.13

銅製品などの修理

事例 no.112 東京都

受け取りの状態が左側 金属の材質がわからない程の年代物でした

希望内容は全体のクリーニング再生

完了は右側の状態

珍しい真鍮のやかんでした

想定していたものより 綺麗になったと喜んで頂きました

とても大切な形見の品でした。

2017.8.2

銅製品などの修理

事例 no.111 北海道

20cmくらい お鍋と水差し

全体のクリーニング再生です

 

もともと状態が良く 綺麗になりました。

2017.6.8

銅製品などの修理

事例 no.110 北海道

画像左

クリーニングと各部のチェック

フタのツマミは何処へ?

持ち手も破損していたので安全の為に交換しました。

汚れ取り、艶出しなど。この先も まだまだ使えるヤカンとなりました。とても喜んでいただけました

2017.4.17

銅製品などの修理

事例 no.109 埼玉県

銅製らしき薬缶との事で工場へ直接 埼玉県から訪問していただきました。

お話を伺いました

私の父(90歳)が新潟県内に住んでいます。
先日 実家へ帰った時に、これだけはどうしても捨てられなかったと、父の母親がお嫁に来たときに持参したという「やかん」を納戸からとりだしてきました。

風呂敷に包まれていましたが真っ黒でした。実用品でもなく美術品でもないのですが、できれば元気なうちに綺麗な形にして見せてあげたいと思うのですが、可能でしょうか?

そして、 現物で状態を拝見しました
黒すぎて 材質も分からず 薬缶の底に穴も開いていました。

直接、持ち込みしてもらえましたので  徹底的に何度も打ち合わせをしました。

もしも、できるなら見た目以外にも実際に薬缶として使えると父も喜ぶと思います
喜んだ顔が見たいとの希望でした。

薬缶の穴も埋めて湯を沸かせるように
また、当時の状態へ戻すようにクリーニングを施しました。
黒くてまったく 分かりませんでしたが
真鍮と銅で作られた薬缶で、表面は飾り模様 手作業の彫金も浮き出てきました。

半年くらい お預かりさせて頂きましたが

一番は気持ちに応える事が出来たのでなにより☆

2017.3.3

銅製品などの修理

事例 no.108 北海道

事例83の追加で新たなポットを依頼されました

修理後の画像 内部をクリーニング。

喫茶店で35年間 使用されているそうです

2017.2.20

銅製品などの修理

事例 no.107 大阪府

お鍋さん

画像左 内側の汚れを綺麗にして欲しいそうです。

かなり古く使用の年数は不明だそうです

画像右 取り扱いが良く 凹みもないので綺麗に仕上がりました。

日頃の扱いが雑だと 直すにも時間も掛かり 価格に反映します。